定期点検
弊社ではお引渡し後3か月目、6か月目、1年目、2年目
の定期巡回を実施してお客様に住み心地に変わりはないか、
メンテナンスを要する事項はないか聞き取り確認します。
その上で実際私の目で見てまわり、お客様がお気づきで
ない部分が無いかを含めて点検します。
毎日使用される設備機器やドアの開閉、内装の状況に異常が無いか?
外壁及び外部付属品に関しても同様に点検します。
点検記録簿の項目に基づきチェックをしていきます。
一番嫌な点検ヵ所ではあるが一番大事な点検ヵ所
当社では定期点検時に小屋裏と床下を必ず点検します。
この点検ヵ所は普段お客様が見ない部分ですが、様々な
設備機器の配管が施工されている部分であり、重要な
点検ヵ所と位置づけている為必須です。
天井裏に関しては、2階の天井に設置されてアメニティ-エアコンのドレンアップ
からの漏水は無いか?、外部から雨水が侵入した形跡は無いか?
小屋組の構造材の異常は無いか?等を確認します。
床下に関しては、給排水の配管からの漏水は無いか?
土台、大引き等の構造材の異常は無いか?等を確認しつつ
大引き受の構成束材のナットの締め付け確認を行います。
しかしながら、この天井裏と床下の点検は容易ではありません。
天井裏は石膏ボードを踏み抜かないように、石膏ボードを
留め付ける天井下地の桟の上に必ず足を置かなければなりません。
また小屋組の構造材に行く手を阻まれしゃがみ込み歩行が必要に
なったりします。
床下に関しては、天井裏より窮屈なわずか30cmほどの空間を腹ばい
になって奥へ奥へと進んでいきます。
天井裏同様行く手を配管材に阻まれて迂回しないといけないシーンが
あったりして、またこれが大変なのです。
この天井裏、床下の点検をする度にもっと痩せていれば少しは楽なのに…と思います。
床下の土間はコンクリートですので、衣服が真っ白になるのでつなぎ着用です。
そのような理由によりこの天井裏の点検と、床下の点検項目が一番嫌なのです。
自分の目で確かめ状況写真を撮ってお客様に異常の有無を報告します。
普段お客様が見ない部分だからこそ点検が必要なのです。
一番嫌な点検ヵ所ですが、一番大事な点検ヵ所だと思います。
天井裏状況
床下状況
いざ床下へ
お客様に点検結果ご報告