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住宅の気密性について

こんにちは。シェリールハウスです。

本日は簡単にですが、住宅の気密性についてご説明させていただきたいと思います。

 

国が考える気密性が必要な理由

快適な住宅をつくるために欠かせないのが「気密性」です。

家づくりを考えておられる方は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

気密性とは簡単に言えば「どれだけ隙間がない家か」ということです。

気密性を表す数値としては「隙間相当面積C値」という値があります。

建物の床面積1㎡あたりの隙間面積を表す値で、この値が小さいほど気密性が高いことになります。

国も強く推奨しており、国土交通省の外郭団体から出版されている「住宅の改正省エネルギー基準」の解説の中で国が考える高気密な住宅が必要な4つの理由を挙げています。

 漏気負荷を減らし省エネルギー化と室内温度環境の快適性向上を図る

壁体通気を抑制し、断熱性能の低下を防止する

壁体内結露を防止する

計画換気の性能保持

気密性の高い住宅は暮らしやすく、健康にも良く、家も長持ちすると言えます。

 

気密性の基準は何か?

先ほども言いましたが、気密性はC値と表現します。

日本では平成14年まで寒冷地は2.0/㎡、それ以外の地域は、5.0/㎡という基準がありました。

住宅先進国カナダでは、0.9/㎡、スウェーデン 0.6/㎡ という基準が設けられています。

値が小さければ小さいほど性能が良いことを表しています。

 

気密検査をしている住宅会社はごくわずかです

これだけ大切なC値ですが、現在日本では気密検査をしている住宅メーカー、工務店は大変少ないのが現状です。

理由は国がこの検査を義務化していないことがあります。

「施工前に確認ができない」「検査に手間がかかる」などの理由です。そのため気密性に関心が強く検査をしている住宅会社はごくわずかです。

また住宅会社が検査をしないもう一つの理由は、気密性の良い家を建てるには、大工や職人の技術の高さが必要になってくるからです。

 

 
 

気密性は技術の高さによるところが大きい

気密性は完成してからは手直しが聞かないため、丁寧な施工と高い施工技術が必要となります。

気密検査を実施している会社はそれだけ施工力に自信を持っていると言っても過言ではないと思います。

もちろんシェリールハウスでは、全棟気密測定を行っております。

これによりお客様に自信を持ってお引き渡しさせていただき、またお客様も安心して高性能な家に暮していただけると考えております。

これから家づくりを検討される方は、是非気密性についても考えて住宅会社選びをしていただければと思います。

 

     

 

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