C値測定結果!
皆さんこんにちは山中です。
N様邸新築工事のC値を測定しました。
C値とは?
C値とは、住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値で、建築した建物の気密性能を指標として用いられています。
C値の測定は実際に完成した新築住宅や既にある中古住宅などの建物室内で、専門の気密測定試験機を使って行う為、完成後又は施行中の現場で測定する必要がある為、事前に計算によって性能を提示することが難しいです。
数値の内容ですが、例えば、延床面積40坪(約132㎡)の場合、C値が2.0なら隙間面積は264㎠(はがき約1.8枚相当)、C値が0.5なら隙間面積は66㎠(はがき約0.5枚相当)です。
☆C値が必要な理由その1「省エネルギーで部屋の温度を快適にする」
☆C値が必要な理由その2「結露による壁内の腐敗や腐朽菌を防ぐ」
☆C値が必要な理由その3「換気の効率化で、嫌な臭いを防ぐ」
☆C値が必要な理由その4「大気汚染物質の侵入を防ぐ」
☆C値が必要な理由その5「依頼する建築会社の施工品質を確認できる」
このような理由により弊社でも建物の高気密化を目指し”隙間の無い家づくり”に取り組み、
また、高断熱化にも配慮して快適にお過ごしいただける家づくりを目指し日々努力を
しています。
N様邸はZEH住宅x自然素材x高気密x高断熱といったいわゆるフルスペック住宅
です。
私たちが自信をもって提供できる住まいの証として、C値の数値もお客様にお伝え
しています。
さてC値はどんな数値だったのでしょう?
気密測定準備
建物内部を負圧にする為、外部に貫通している換気扇フードにつながっている
機器に隙間を塞ぎます。
ちなみに弊社では第一種換気システム”澄家”を採用しているので換気扇は浴室と
キッチンしかありません。
気密測定器据付
C値測定中
C値測定結果
C値は0.5cm/mでした!
よってN様の家の隙間はハガキ0.5枚分ぐらいで
高気密住宅と言えます。
良かったです。(^^)/