2022-06-11
基礎中性化抑制措置工事
皆さんこんんちは、山中です。
堺市N様邸基礎中性化抑制措置工事が完了しました。
基礎中性化とは?
住宅の基礎は一般的には鉄筋コンクリート造
でその表面にモルタルで刷毛引き等の仕上げで
お化粧をしたりしますが、鉄筋コンクリート
は屋外環境下の空気、降雨により本来アルカリ性
だった環境から中性化に向かいます。
これにより、鉄筋が錆びやすい環境に変化していきます。
鉄筋の錆が進行していくと、鉄筋の体積が増し膨張して
その膨張により基礎コンクリートにクラックが生じたり
酷い場合基礎が爆裂するような事態を引き起こします。
基礎クラック、爆裂した状態
中性化を抑制するには?
一般的には20年で中性化の抑制を施す必要がありますが、
今回のN様は25年を経過していましたので、基礎の表面を
目視し、クラックが発生していないか等の状態を確認します。
幸いクラックが見受けられなかったため、基礎表面に中性化
抑制塗装を施工します。
また、鋼製の床下換気孔
の錆がひどく錆汁が基礎の表面に付着し、美観をそこねている
状態だった為、併せて塗装施工しました。
施工前
施工中
施工完了
使用材料
お客様に仕上がりをご確認いただき「綺麗になったね!」
と喜んでいただきました。
ありがとうこざいました。