N様邸外壁下地工事1
皆さんこんにちは、山中です。
N様邸躯体の1次防水が終わり
外壁の防水工事及びラス貼りを施工しました。
ワンランク上の外壁防水紙
外壁の仕上げが湿式の場合、
外壁の防水紙には通常アスファルトフェルトを
張りますが、N様邸は田島ルーフィング株式会社から
だされているVFフェルトを張ります。
アスファルトフェルトとVFフェルトは何が違うの?
通常外壁にモルタル下地に吹付仕上げする場合、その防水
紙にアスファルトフェルトを使用するのが一般的ですが、
アスファルトフェルトは張ると壁に密接し湿気が逃げませんが、
VFフェルトという防水紙は裏面にドットと呼ばれる
高さ1.1ミリの突起が付いていてフェルト自体が壁に密接せず、
湿気を拡散する、いわゆる通気する特殊フェルトです。
ワンランク上のモルタル下地ラス
外壁の仕上げが湿式の場合、
外壁に施工するモルタルを塗る前工程として
ラス貼りをします。
通常ラス張りに使用するラスはメタルラス(平ラス)
や波型ラス等を張るのが一般的ですが、
N様邸はBX西山鉄鋼株式会社から
出されているフロートラスを張ります。
平ラスとフロートラスは何が違うの?
平ラスは凹凸があまりなく、そのラスをハンマータッカー等
で止付けるのに対し、フロートラスはハンマータッカーで仮
留めした後に赤く表示された部分に専用指定ステープルを
コンプレッサーを用いたガンで留め付けます。
そうすることにより、ラス張りの確実な留め付けができるのと、
コブの部分との凹凸により職人による技術差に関係なく均一な
モルタルの塗り厚が確保されます。 ↓
平ラス
↓
フロートラス
↓
施工状況
次工程は外壁左官工事へと進めます!