2023-11-28
堺市Y様邸改修工事
皆さんこんにちは山中です。
堺市Y様邸改修工事が始まりました。
外塀にクラックが大きくなってきたので
手遅れにならないように対処します。
劣化のメカニズムとメンテナンス
ブロック塀は、良い設計・施工で作られたものでも、
常に外気に接する過酷な環境にあるため、約20年で
鉄筋にさびが認められるようになります。
日本建築学会の調査によると、ブロック塀に期待する
耐久年数は約30年です。
よって、適切な時期に適切なメンテナンスが必要です。
現況
大き目のクラックが数か所見受けられます。
対処法を選定
ブロック塀のクラックからの雨水の進入による鉄筋の
錆を防ぐ為にクラック部にコニシ株式会社のボンド
シリンダー工法を採用しました。
https://www.bond.co.jp/bond/common/pdf/shirinda_EkoG03-28.pd
注入前工程1
ボンド注入用シリンダー取付座金を設置します。
注入前工程2
クラック部から注入液が流出しないようにシール
材で確実にシールします。
シール材の硬化を確認し次工程のシリンダーからエポキシ樹脂
を注入します。